健康診断前日の食事はなぜ何時までと制限される?オススメメニューや気を付けること

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もうすぐ会社の健康診断があります。もらった注意書きには、食事制限について健康診断前日の食事は21時までと書かれてありました。なぜ時間が制限されるのでしょうか。また、前日の食事について気を付けることはありますか?


健康診断の前日は、食事や飲み物などが制限され、こまかな注意事項など少し戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか。
また理由などあまり記載されていないので、分からないことも多いと思います。
さらに食事は消化の良い物と書かれてあることもありますが、何を食べて良いか困ってしまいますね。

ここでは、健康診断前の食事で気を付けることや健康診断前日のおすすめメニューなどについて紹介したいと思います。

健康診断を控えている方は参考にして下さいね。


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健康診断前日の食事はなぜ何時までと制限されるの?

健康診断は空腹の状態で行うため、通常健康診断を受ける際は「前日の○○時まで食事をしませて下さい」と記載してあります。

なぜ空腹の状態で行なうかというと、食事をした後で検査を受けると、血液検査の脂質や血糖などの検査値に影響がでて正しい診断ができないためです。

また、腹部エコー検査でははっきりとした腹部内の画像が描写されなかったり、胃カメラや胃のバリウム検査は病巣部の発見が難しくなるほか嘔吐の原因にもなってしまいます。

このような理由から、健康診断を受ける時間の10時間前から食事制限があります

この10時間というのは、摂取した食物が消化にかかる時間の目安になります。

ご飯などの炭水化物は2時間から3時間、肉や魚のタンパク質は約5時間、脂肪分の多い食事だと8時間ほど消化に時間を要します。

正しい検査結果をするためにも健康診断の10時間前には食事を済ませるようにしましょう。

健康診断前日の食事でおすすめメニューは?

健康診断の前日は、検査を受ける10時間前までに食事を済ませるということは、当然当日の朝食は抜く必要があります。
絶食状態が続くのでたくさん食べておきたいところですが、暴飲暴食は好ましくありません。

健康診断前日のおすすめのメニューですが、ご飯やお味噌汁、お魚といった和食中心の食事を摂取するのが良いでしょう。
またお肉は鶏のむね肉やささみ肉など、脂肪分が少ないもの選ぶようにすると良いですよ。
そのほかにも温野菜や納豆などの豆類、海藻類、キノコ類などもおすすめです。

反対に、揚げ物やラーメン、ファストフードなどは、脂質検査で高値を示すことがあるため控えるようにしましょう。

あまり神経質になる必要はありませんが、脂質を抑えた和食中心メニューがオススメです。

なお、お酒については以下の記事を参考にして下さいね。

健康診断前日の食事で気を付けることは?

それでは、健康診断前日の食事で気を付けることについて見て行きましょう。
まず先ほどの繰り返しとなりますが、健康診断の前日は脂肪分の少ないヘルシーな食事を摂取するよう心がけましょう。

  • 油っぽい食事は控える
血液中の中性脂肪の値は前日の食事内容に反映されるので、脂肪分を多く含んだ食事をすると脂質検査値が高くでることがあります。
また揚げ物類は消化に時間もかかり体内に蓄積されやすいため、健康診断の前日は避けたい食品です。

  • 糖分の多い食べ物は控える
ケーキやお菓子など、お砂糖の沢山入ったものは尿検査に影響を与える可能性があるので控えましょう。

  • アルコールやジュースなどは控える
アルコールは、尿検査や血液検査の結果に影響が出ることがありますので、控えておいた方が良いでしょう。
特に、中性脂肪や肝機能、血糖や尿酸などに影響します。
また、糖分が多く含まれるジュースや、カフェインが含まれるコーヒーなども避けましょう。

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健康診断前日の食事についてまとめ

健康診断の前日の食事について、説明しましたがいかがでしたでしょうか。

定期的に行われる健康診断を意識して、日頃から規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけるように生活するとよいですね。

健康診断は日頃の積み重ねが大切ですよ。

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