健康診断の料金や保険適用について 保険証は持参すべき?
春や秋は健康診断のシーズンですね。
自分の体の状態を知るために健康診断を受けることは大切なことなので、積極的に受けたいものです。
会社に勤務していると会社側が健康診断の費用を負担してくれますが、専業主婦など会社勤務をしていない方は自費で受けなければなりませんよね。
その場合、気になるのが健康診断にかかる費用だと思います。
今回は、健康診断にかかる費用や保険適用について調べました。
これから健康診断を受けようか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
健康診断にかかる料金は?
健康診断にはさまざまな検査項目があり、どの検査を受けるかによって費用が異なります。
簡単な検査であれば低額で受けることも可能ですが、胃カメラや超音波検査、CTなど体の隅々まで検査をしてもらいたいという方は多額の金額を支払うこともあります。
更に腫瘍マーカーや婦人科検診などのオプション検査を受ける場合は、追加料金がかかります。
健康診断にかかる費用の目安としては、3000円〜1万円程度が一般的です。
更にオプション検査は、オプション毎に1,000円〜1万5千円程度など受ける検査により異なります。
例えば以下の様な組み合わせがあります。
3000円程度の場合
身体計測(身長、体重、視力、腹囲など)血圧、血液検査、尿検査、胸部レントゲン検査、診察
7000円程度の場合
身体計測、血圧、尿検査、胸部レントゲン検査、心電図検査、胃のレントゲン検査、診察
低額の場合、血液検査が付かない場合もあります。
血液検査は、貧血や肝機能、中性脂肪などの脂質検査、血糖値など基本的な検査になりますので、付けることをお勧めします。
更に詳しく調べたいという方は、オプション検査を追加して検査することになります。
例えば、癌の検査に腫瘍マーカーという検査がありますが、2,000円〜7,000円程度かかるのが一般的です。
腹部超音波検査やマンモグラフィーは、約5,000円程度、胃のレントゲンは、約5,000円〜1万2千円程度になります。
体を詳しく調べたいと思うほど費用が高くなることが分かりますね。
健康診断は保険が適用される?
会社勤めをしている人は、会社の決まりで健康診断を受けるように言われますよね。
費用は会社が負担してくれるので、助かります。
専業主婦の方や、会社を定年退職された方などの場合、健康診断は自費診療になると理解している人は多いかと思います。
健康診断は保険は適用されませんが、配偶者の勤務している会社の健康保険で受けることもできます。
特に配偶者が大きな企業などに勤務している場合、健康保険組合などに加入していることがほとんどなので、条件を満たせば低額で健康診断を受けることができます。
会社によって家族健診、または主婦健診というものがあるので確認してみると良いですね。
また、配偶者の保険に加入している場合で、40歳以上であれば生活習慣病の検査を低額で受けることもできます。
生活習慣病では、身体計測、脂質検査、尿検査、血糖、肝機能検査、貧血検査、診察などメタボリックシンドロームの検査がメインになります。
また、会社の家族健診が利用できない方でも、住んでいる地域によっては、無料や低額で健康診断を受けることができます。
住んでいる地域の保健所や各市区町村窓口で尋ねると教えてくれますよ。
健康診断に保険証は必要?
健康診断は自費診療になるため保険証は必要ありません。
ですが、病院によっては健康診断の前に保険証の提示を求められることもあったり、また診察で薬を処方してもらうことになったりする場合もあるので、保険証は持参しておく方が良いでしょう。
その他、検査の結果で再検査になった場合も保険証が必要になることがあります。
ちなみに私の場合は、婦人科検診の際に生理痛のための痛み止めを処方してもらったり、胃カメラ検査で食道カンジタが見つかり飲み薬(なんだか忘れましたが)を処方してもらったことがありますが、その際に保険証が必要でした。
保険証がなくて当日自費で全額支払った場合でも、後日保険証を持って行けば返金してもらえますが、持っておいた方が安心ですね。
保険証は、身分証明書になったり、いざ病院にかかりたいと思った時に持参していると便利なので、常に持参しておくようにしましょう。
まとめ
健康診断の金額や保険適用などについてまとめました。
健康診断は、自分の健康状態を調べるための検査で、病気ではないので自費診療になります。
配偶者の勤務している会社によっては、家族健診として低額で受けることができるので会社に確認してみると良いですね。
また各自治体で行っている健康診断などを賢く利用するのもひとつの方法です。
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