尿酸値を下げる方法は?急激な低下で発作が起きる?痛風の予防方法は?
まだ痛風の発作が起こったことはありませんが、実父が痛風持ちなので自分も時間の問題なんじゃないかと・・・
尿酸値を下げる方法はあるのでしょうか?
それに、急激に尿酸値が低下すると痛風の発作が起きると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?
痛風を予防する方法は?
食習慣やアルコールの過剰摂取が原因で、近年では比較的若い年齢で尿酸値が高くなることがあります。
それでは、尿酸値を下げる方法、尿酸値が急激に低下すると痛風の発作が起こるのか、そして痛風を予防する方法についてお話しますね。
尿酸値を下げる方法は?
血液中の尿酸値が高い状態を「高尿酸血症」と言います。
この高尿酸血症が長期間続くと「痛風」の急性関節炎を起こします。
尿酸値が高くなる原因として、プリン体を多く含んだ食事やアルコールの過剰摂取が挙げられます。
そして血液中の尿酸値が7.0㎎/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。
この尿酸値を下げるには食事療法が効果的です。
尿酸値を下げる食品は以下のようになります。
- 野菜(キャベツ、とまと、人参、大根、白菜、ジャガイモ、カリフラワー、ホウレンソウなど)
- 果物(グレープフルーツ、バナナ、メロン)
- 海藻類(わかめ、昆布、ひじきなど)
以上に挙げた食品を積極的に摂取すると、尿酸値を下げるのに役立ちます。
また、緑茶やウーロン茶、麦茶などの水分を多く摂取して尿酸の濃度を低く保ち、結晶ができるのを防ぐことができます。
ビールは尿酸値を上昇させてしまうと言われていますが、アルコール全般、尿酸値を上げてしまうので摂取を制限する必要があります。
そして1週間に2日は、禁酒日を設けるようにしましょう。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動も尿酸値を下げるのに役立ちます。
但し、テニスなど激しい運動をすると尿酸値が上がり逆効果になってしまいますので、注意が必要です。
急激な尿酸値低下で発作が起きる?
できれば痛風の発作は起こしたくないものですよね。
あれは、起こした人にしかわかりませんが、本当に辛いと聞きます。
薬剤を使用して急激に尿酸値を下げようとすると、結晶が欠落して痛風発作が起きてしまいます。
ですが、これはまだはっきりとした理由は解明されていません。
痛風の予防する方法は?
痛風は肉食中心の食事やアルコールの過剰摂取、ストレスや肥満が引き金となり起こる病気です。
痛風を予防するには以下のようなことに注意すると良いでしょう。
肉や魚介類などプリン体を多く含む食品を控え、野菜や果物、海藻類など積極的に摂取するようにします。
またアルコールの摂取も控えて週に2回はお酒を飲まない日を設けましょう。
糖分のない水やお茶などの水分を多く摂るようにして尿酸を排泄するようにします。
また適度な運動で肥満にならないようにするのも大切です。
毎日の食生活の見直しと、適度な運動が痛風予防には不可欠だということです。
まとめ
若い男性にも増加傾向にある痛風の病気ですが、尿酸値を基準値に保つことで痛風になるのを防ぐことができます。
近親者に痛風患者がいる場合は、リスクも高くなるので日頃から食事などに気を使い予防に努めるようにして下さい。
またアルコールは尿酸値を上昇させてしまうので量を控えたり禁酒日をつくるように心がけましょう。
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