辛い二日酔いの朝に効果的な対策やおすすめ朝食はコレだ!
花見や歓送迎会、忘年会など季節ごとにお酒を飲む機会は多くあります。
特別な行事でなくても、会社の同僚や先輩などと親睦を深めるために、会社帰りに飲みに出かけるという方もいるでしょう。
その場の楽しい雰囲気でついつい飲み過ぎてしまい、翌日に二日酔を経験する人もいるはずです。
お酒は楽しく飲みたいですが翌日に仕事がある場合、二日酔いという事態は避けたいものです。
今回は、二日酔いの朝に効果的な対策やおすすめ朝食などを紹介します。
二日酔いの朝にすると効果的な対策は?
その場の雰囲気が楽しく、ついつい飲み過ぎてしまい、翌日に二日酔いを経験する方も多いのではないでしょうか。
頭痛、吐き気、胃部不快感など二日酔いの症状は辛く、できれば会社を休みたくなりますが、二日酔いで会社を休むわけにはいきません。
このような症状が起こる原因の一つに、体内の水分が奪われること、つまり脱水状態があげられます。
アルコールを摂取すると脱水症状の状態になります。
アルコールには利尿作用がありますが、アルコール以外でもお酒と一緒に食べる枝豆や漬物、揚げ物類といたおつまみには塩分がたくさん含まれています。
塩分や体内の老廃物を尿と一緒に排泄するため、体内の水分が奪われ脱水症状となり、頭痛や悪心、めまい、ふらつき等の症状が現れるようになります。
そんな二日酔いの朝には、以下の対策がおススメです。
1.水分補給
二日酔いは脱水症状を起こしている状態なので、スポーツドリンクやミネラルウォーターなどで体に水分を与えてあげましょう。
特にスポーツドリンクは失われた電解質や糖分などを補うのに効果的で、速やかに体に吸収され、胃にも負担がかかりません。
2.ビタミンB1を含んだ食品の摂取
アルコールは肝臓で代謝されますが、アルコールを分解する際にビタミンB1が体内で多く使われます。
ご飯や魚海藻類など、ビタミン類を含んださっぱりとした食品群を選んで食べるようにすると回復が早まります。
3.胃薬の内服
朝起きても吐き気や胃がムカムカする場合は、胃薬などで胃を労わってあげましょう。
体調が悪い状態で無理に食事を摂取しても逆効果なので、胃薬で胃腸の調子を整えてから消化の良い食品を軽く食べるようにして下さい。
4.カフェインを含む飲み物の摂取
二日酔いの典型的な症状として頭痛が挙げられます。
頭痛は血管が拡張した状態なので、血管収縮作用のあるカフェインを摂取すると症状が緩和します。
コーヒーや緑茶などにはカフェインが多く含まれているので、二日酔いの朝にはコーヒーなどを摂取すると良いでしょう。
頭痛薬に頼る前に水分補給やカフェイン飲料の摂取を心がけるようにして下さいね。
二日酔いの朝におすすめの朝食
頭痛や吐き気を伴う二日酔いは食欲も減退します。
しかし、何も食べないで1日を過ごしてしまうと逆に体調不良の原因になり、回復が遅れてしまいます。
食欲がなくても消化の良い食品などを少しずつ選んで食べると、体調が徐々に回復してきます。
ここでは二日酔いの朝に食べると良いおすすめの朝食を紹介します。
- バナナ
これらの栄養素はアルコール代謝で疲れた肝臓の機能を高める必要な栄養を補ってくれる食べ物です。
- 味噌汁
シジミにはオルニチンの栄養素を含み、二日酔いに効果的と言われています。
- 梅干し
二日酔いの場合、体内は酸性に傾いています。
梅干しはアルカリ食品なので体内のバランスを整え、二日酔いの改善に役立ちます。
お粥などと合わせると食べやすく、胃にも優しい食べ物です。
- 大根おろし
吐き気や胃もたれ、胃部不快感といった二日酔いの症状を緩和してくれますよ。
うどんやそうめんなど喉ごしの良い麺類と混ぜ合わせて食べるのもおすすめです。
- 納豆
良質のたんぱく質を含み二日酔いに効果のある食べ物です。
- おかゆ
梅干しや納豆、大根おろしなどと混ぜて食べても良いですね。
- コーヒー、トマトジュース、グレープフルーツジュース、スポーツ飲料
また、アルコール分解に必要な糖分を補うスポーツ飲料や、アルコール分解を促すトマトジュースなども効果的です。
このように二日酔いには、和食を中心とした食事メニューがおすすめです。
二日酔いの朝に効果的なお風呂の入り方
二日酔いの体をリフレッシュさせるために、朝風呂に入るという方もいるかと思います。
熱いお風呂に入浴すればお酒も抜けて、気分もすっきりすると考えている方も多いはずです。
冒頭でも説明したとおり、二日酔いは脱水症状と同じような状態です。
脱水を起こしている状態で入浴するとどうなるでしょう?
体内から水分が蒸発して症状が更に悪化してしまいます。
また体内の水分が不足することで、肝臓での代謝も遅れてアルコールがいつまでも体内に残っている状態になってしまいます。
更に血液の循環が良くなることで、めまいや頭痛といった症状も出現するので注意が必要です。
但し、これは、熱いお風呂に入った場合に起こる症状で、正しく入浴すれば症状が悪化せずにすみます。
・お風呂の温度:38度前後の温度
・時間:時間をかけてゆっくりつかります。
但し、頭痛や吐き気がある場合は入浴を避けるのが良いと言えます。
お酒を飲んで帰宅した後に入浴するのは避けるようにします。
これは、体が湯温によって温まり、体内の血液循環が促進され更に酔った状態になります。
その結果、めまいやふらつき、頭痛が起こりやすくなったり、また不整脈や脳貧血、心臓発作など重大な病気を発症してしまう恐れもあります。
入浴する場合は、翌日に温めのお湯にゆっくりつかるようにして下さいね。
まとめ
二日酔いの朝に効果的な対策やおすすめ朝食などについてまとめました。
お酒を飲むのは楽しいですが、自分の健康や翌日のことを考えて飲み過ぎには注意したいですね。
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