日本カビ(カンジダ・アウリス)の症状や感染経路は?治療法はある?

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日本カビが世界的に流行しパンデミックを引き起こしているというニュースを目にしました。
死亡する事例もあるようなので、恐ろしいですよね。

日本カビとは一体何なのか、感染したらどのような症状を引き起こすのか不安になって調べてみました。

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日本カビとは?カビの一種?

日本カビとはいわゆるカビとは何が違うんでしょうか。

カビと言っても世の中には様々な種類のカビが存在し、有害なものと無害なものがありますが、日本カビは有害なカビであり、カビによる感染症「真菌感染症」を引き起こします。

日本カビという名前の由来は、平成17年に帝京大大学院の教授が日本で発見したため通称「日本カビ」と呼ばれているそうで、「カンジダ・アウリス」というのが正式名称のようです。
日本カビという名前から、日本から世界に広まったかのように思いますが、そうではなく、世界中に同種のカビが元々あったとされています。

日本カビに感染した時の症状は?

もしも日本カビにより真菌感染症に感染してしまったら、一体どのような症状があらわれるのでしょうか。

実はこの日本カビによる感染症は、2016年にアメリカでも報告されていて、CDC「週間疾病率死亡率報告(Morbidity and Mortality Weekly Report)」は、この日本カビ(カンジダ・アウリス)が今後世界的な脅威になる可能性があると警告しているんです。

なぜこの日本カビが世界的な脅威になるかというと、以下の様な理由が挙げられます。

・カンジダ感染症に用いられる一般的な薬剤のいくつかに耐性がある。
 つまり薬が効かないということ。
・標準的な検査方法では判別が難しく、特別な技術による検査が必要であること。
 つまり誤った診断をされる可能性があること。
・別の病気を患っている入院患者が感染するケースが殆どであること。
 つまり医療機関内での集団感染の恐れがあること。

一般的ななカンジダ症には、以下の様なものが挙げられます。
どれも聞いたことがあるのではないでしょうか。

・口腔カンジダ
・皮膚カンジダ
・食道カンジダ
・性器カンジダ

常在菌であるカンジダは、人の皮膚や粘膜に存在していますが、いずれのカンジダ症も、このカンジダが何らかの要因によってそれぞれの部位において感染症を引き起こします。

一方、日本カビ(カンジダ・アウリス)は、これらのカンジタ症とは異なり、侵襲性感染と言って血液や心臓、脳などに悪影響を及ぼす恐ろしい感染症なのです。

そして気になる日本カビによる感染症に感染した感染した際の症状ですが、発熱や悪寒、敗血症などが挙げられますが、実は詳しいことはまだわかっていないようです。

その理由の一つに、日本カビは別の病気によって入院している患者に感染することが多く、そのため日本カビの感染症による症状が目立たないことが挙げられます。
また、日本カビは血流感染、創傷感染、耳感染など、異なる部位に感染するため、症状も様々だそうです。

感染症の患者の30〜60%が死亡しているという情報がありますが、この人達は既に別の病気を患っていたため、日本カビの感染症によるものかどうか断定することは難しそうです。

日本カビ(カンジダ・アウリス)は、未だに何かと謎の多い感染症であると言えそうですね。

日本カビの感染経路

現時点では、日本カビは病院内で入院患者に感染するケースが殆どです。

感染者の出た病院のベッド(マットレス)やベッドの柵や椅子、窓枠など病室内から日本カビが検出されたことが報告されているようです。

こうして汚染された環境であったり、汚染された器具による手術やカテーテルなどによって感染するケースがあるようです。

また、人から人への感染もあり得ます。
医療従事者の手などに付着した日本カビによって、他の人へ感染する恐れもあります。

現時点では、新生児から高齢者まで様々な年齢層の人への感染が報告されていますが、病気を持っていない健康な人への感染は今の所ないようです。
また、健康な人への感染の可能性は低いとも言われています。

日本カビによる感染症の治療法

今のところ、全ての薬品に対して耐性を持つ日本カビは発見されていないようですので、まだ薬品による治療は有効と言えそうです。

ですが、カンジダ治療に用いいられる主要な薬品に対して耐性を持つ日本カビも存在しており、治療が困難な場合もあるようです。

日本で初めて発見された際は、耐性は確認されなかったようですが、海外では耐性を持つ日本カビが確認されていることから、今後進化した日本カビが人を介して日本に持ち込まれる可能性もあるとのことです。

全ての治療薬に対して耐性を持つ日本カビが世界的に流行したら・・・と考えると、ちょっと不安ですよね。

まとめ

世界的流行(パンデミック)を引き起こしている日本カビ(カンジダ・アウリス)ですが、現時点では健康な人への感染の可能性は低いようです。
とは言え、死亡率が高いですし、進化した日本カビがいつ日本にも上陸するかわかりませんので、油断は禁物ですね。

特に病院へ御見舞いに行った際などは、基本的なことですが手洗いなどを徹底することが感染を防ぐために必要なことのようです。

世界的流行ということで、後の動向にも注意が必要ですね。

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