マダニに噛まれたら・刺されたら!取り方や感染症の症状

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マダニに噛まれた人が感染症に感染し、亡くなってしまったというニュースを最近よく耳にします。
我が家には犬がいるので、マダニはよく見かけるんですよね・・・
お散歩帰りにふと見ると、頭の上をマダニが這ってるのを発見し、慌てて取り除いたなんてことも何度もあります。
気付かずにいて、噛まれてしまったこともありますし。

でもまさか、そのマダニが人間を噛むなんて知りませんでした。
しかも、命をも脅かす感染症を媒介するとは・・・。

犬には毎年フロントラインを使ったり、最近はフィラリアのお薬とマダニ・ノミ予防の薬が一体かされた飲み薬を与えてますが、人間も対策が必要だと感じています。

室内犬で一緒に寝ているので、犬に付いて来たマダニが、知らぬ間に家族に噛み付く恐れもあります。
想像しただけで、ゾゾゾーっと鳥肌が・・・。

もしもマダニに噛まれてしまったら、どうなってしまうのか、またどうやって対処すれば良いのか気まとめました。

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マダニに噛まれたら(刺されたら)どうなる?

マダニは、「刺す」というより「噛む」の方が正しいようです。
血を吸う虫と言えば蚊を真っ先に思い浮かべますが、蚊は針のようなものを刺して血を吸いますよね。
でも、マダニは噛み付くことで歯の様なものを皮膚の中に埋め込ませて血液を吸うんです。

更に、マダニ吸血行為は6日〜10日ほどかかるというから驚きです。
時間をかけてじっくりと約1mlほどの血液を吸うんだそうですよ。

噛み付かれたら痛いんじゃないかと思いますが、殆どの人が噛まれたことに気付かないようです。
これは蚊と同じで、噛まれたことに気付かれないように、唾液に麻酔の様な成分成分が含まれるためです。

マダニは吸血することで段々と大きくなって来ますので、最初は気付かなかったけれど、ホクロやカサブタのようなものを発見し、初めてマダニに噛まれたことに気付いたなんてケースも。

知らぬ間に赤ちゃんの足にマダニが!とか、子供の頭にカサブタみたいなものがあるなと思ったらマダニだった!なんていう経験をされたお母さんもいるようですよ。

マダニに噛まれた後は、噛まれた部分が赤く腫れて痒みが伴ったりします
また、これだけで済めば良いのですが、恐ろしい感染症に感染してしまう可能性もあります。

マダニによって媒介される感染症には、以下の様な病気があります。

・日本紅斑熱
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
・ライム病
・回帰熱
・ダニ媒介脳炎

特に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、毎年感染した人の死亡が報告されている恐ろしい病気です。
これらの病気に感染すると、潜伏期間を経て症状が出て来ます。
詳細については、後ほどお話しますね。

マダニに噛まれた場合の正しい取り方や対処法

マダニに噛まれていることに気付いたら、無理に取ろうとするのは危険です。

先程お話しましたが、マダニは蚊のように刺して吸血するのではなく、噛み付くことで吸血します。
更に、吸血している最中は、頭の部分を皮膚に突っ込んで、セメントのようなもので固め抜けにくくしています。

ですから、無理矢理引っ張ったりして剥がそうとすると、皮膚にマダニの一部が残ってしまうんです。

マダニは吸血が完了すれば自然と剥がれるのですが、それまでに1週間以上かかるので、さすがにそれまで放置という訳にはいきませんよね。
それに感染症も心配ですので、気付いたら早く取りたいものです。

すぐに病院へ行けるようならば、無理に自分で取ろうとせずお医者さんにお任せするのが一番です。
その際は、皮膚科を受診すると良いでしょう。

もしも発見した時にすぐ病院へ行けない場合、自分でなんとかできないものかと探していたら、専用の道具を発見しました。

犬がマダニに噛まれた時は、動物病院へ連れて行くと専用の道具で頭の部分もスッポリ剥がしてくれますが、人間用にもこんな便利な道具があるんですね。

犬にも人間にも使えるようなので、犬を飼っている人や、普段から山や藪の中などへ頻繁に行く人は持っておくと安心ですね。

また、専用の道具の他に、ワセリンを塗る方法を薦めているお医者さんもいらっしゃいました。
ダニに噛まれているのを見つけたら、その部分にワセリンを塗って30分ほど放っておくと、マダニが窒息して取れるんだそうですよ。

また、ハッカ油を綿棒に浸して、マダニに近付けることで、マダニが嫌がって自分から噛むのをやめ剥がれてくれるようです。

これは、マダニがハッカ油に含まれるメントールを嫌うからです。
ミントのアロマオイルでも良さそうですね。

なお、上記のようにして取り除いたマダニは、決して潰さない様にして下さい。
もしそのマダニが病原体を持っていた場合、潰すことでその病原体が飛び散る可能性があるためです。

以前、犬に付いたマダニを手で潰したことで感染症に感染してしまったという例もありますので、決して潰さない様気を付けて下さい。

マダニを媒介する感染症には潜伏期間がありますので、マダニに噛まれた後2週間くらいは体の調子に注意しておいた方が良いです。

マダニによる感染症の症状

最後に、マダニを媒介して感染する恐ろしい感染症についてです。
もしもこれらの病気に感染してしまった場合、どのくらいの潜伏期間を経て、どのような症状が現れるのか説明します。

  • 日本紅斑熱
潜伏期間:2日〜8日
症状:頭痛、発熱、倦怠感、発疹
発生地域:太平洋側の温暖な地域に多く発生
発生時期:4月〜10月の春から秋がピークだが、3月や11月など冬にも見られる

  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
潜伏期間:6日〜14日
症状:発熱、嘔吐、腹痛、下痢、下血
発生地域:西日本中心
発生時期:5月〜8月頃がピークだが、10月頃まで見られる

  • ライム病
潜伏期間:12日〜15日
症状:発熱(微熱であることが多い)、倦怠感、慢性遊走性紅斑
発生地域:本州中部以北(特に北海道、長野県の山岳地域)
発生時期:4月〜8月頃がピーク

  • 回帰熱
潜伏期間:7日〜10日
症状:発熱、筋肉痛、関節痛、倦怠感
発生地域:主に北海道
発生時期:通年

  • ダニ媒介脳炎
潜伏期間:7日〜14日
症状:発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、痙攣、髄膜炎、脳炎等
発生地域:北海道

特に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、致死率が高く、毎年亡くなる人が出ています。
2017年8月末時点で、298の感染報告があり、そのうち59名の死亡が報告されています。

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まとめ

毎年マダニに噛まれたことによる感染症の報告が増えています。
最悪の場合、死に至ることもあるため、軽視できませんね。

特に犬や猫などペットを飼っているご家庭では、注意が必要です。

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