お中元やお歳暮を目上の人から頂いた場合の正しいマナーやお礼状とお返しについて

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お中元やお歳暮は日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちをこめて贈るもので、通常は目上の人に対して贈ることが多いです。

しかし、稀に目上の方からお中元やお歳暮が届くこともありますよね。
目上の方からお中元やお歳暮を頂く機会は少ないので、いざという時にどの様に対応すれば良いのか迷ってしまうかと思います。

今回は目上の方からお中元やお歳暮頂いた場合のマナーについてまとめました。

お礼状の書き方やお返しのマナーなどについて紹介しますので、目上の方に対して失礼のないようにしましょう。

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お中元・お歳暮のマナー 目上の人から頂いた場合

思いもよらず、目上の方からお中元やお歳暮を頂いた場合の対応の仕方を紹介します。

  • お礼状を書く
目上の方に限らず、お中元やお歳暮など贈り物を頂いた時にはお礼状を書くのがマナーです。
お礼状はできるだけ早めに出すようにします。

お礼状を先延ばしにするのは失礼にあたり、届いたその日のうちにお礼状を書くようにして2日〜3日以内には投函するようにしましょう。

  • お返しの品を贈る

一般的なお中元やお歳暮のマナーではお返しは不要としており、代りにお礼状を書くのが礼儀です。
これは目下の人が目上の人に対して贈るからです。

逆に、目上の人からお中元やお歳暮を頂いた場合には、お返しの品を贈るのが正しいマナーです。

贈る時は品物と一緒に頂いた品物に対してのお礼や、日頃お世話になっている感謝の気持ちなど伝えるようにしましょう。

宅急便で送る場合には、送付状を先に郵送して品物が手紙より後に届くようにします。
手紙には頂いたお礼や送った品物がいつ頃届くか、何故送ったのかなど書くようにします。

  • 品物の相場
お中元やお歳暮でお返しの品を贈る場合、半返し(頂いた品物の半分程度の金額の物)が一般的です。
しかし目上の人にお返しの品を贈る場合には、頂いた品物と同額程度の品物を贈るようにします。

  • 熨斗(のし)の書き方
熨斗紙は紅白の蝶結びの水引を使用します。
表書きはお中元の場合は「お中元」、お歳暮の場合は「お歳暮」とします。

お中元の時期は地域のお盆の時期によって異なる為、先方がどの地域に住んでいるのか確認して更にお盆が行われる時期も調べていくと良いでしょう。

一般的に、お中元の時期は以下の通りです。
大きく分けると関東と関西で違うようですが、迷ったらどちらも7月上旬に贈ると良いでしょう。

・関東・東北地方:6月下旬〜7月15日
・北海道・北陸・東海・関西・中国・四国・九州地方:7月上旬〜8月15日

お中元の時期が過ぎてしまったら

関東・東北地方は、7月16日〜8月7日頃なら「暑中お伺い」、8月7日頃〜8月31日頃なら「残暑お伺い」とします。
北海道・北陸・東海・関西・中国・四国・九州地方乃場合は、8月16日〜8月31日頃までに「残暑お伺い」として贈ります。

お歳暮の時期は、一般的には12月10日頃から12月20日頃です。
遅くとも、クリスマス前までには届くように贈ります。

お歳暮の時期が過ぎてしまったら

元日から松の内である1月7日(関西の場合は1月15日)までは「御年賀」、松の内が過ぎた場合は立春までに届く様にし、「寒中御伺い」として贈ります。

お中元やお歳暮を目上の人から頂いた場合のお礼状について

目上の人からお中元を頂いたら、礼状を書くのがマナーですね。

目上の方に対しては形式にのっとり、かしこまった文面の方が好まれます。

お礼状を書くときの構成
1. 頭語・季節のあいさつ
2. 頂いた品物のお礼や感謝の言葉
3. 結びの言葉・結語

お礼状の例文を紹介します。

拝啓

盛夏の候 ますます御健勝のことと心よりお慶び申し上げます。

さてこのたびはお心のこもった品物を頂戴いたしまして誠に有難うございます。

早速家族一同で美味しく頂きました。

お気遣いいただきまして心より感謝申し上げます。

まだまだ暑い日が続きますので、体調など崩されないようご自愛くださいませ。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

平成〇年〇月〇日

上記の他に、頂いた品物に対しての感想や、贈る相手にふさわしい感謝の言葉などを選んで文章を付け足すようにして下さいね。

お中元やお歳暮のお返しを目上の人へ贈る場合のマナー

目上の方に贈るお返しの品物の相場は、頂いた品物と同額程度が良いでしょう。

頂いた品物より明らかに高額な物を贈ると「次からお中元(お歳暮)を贈らなくても良いです」の意味合いとなります。

目上の方には気を使って高価なものを贈りたくなりますが、お中元やお歳暮の場合、普段と意味合いが異なりますので先方が気を悪くしないように注意することが大切です。

また目上の人に贈ってはいけない品物があるので、参考にして下さい。

目上の人へのお中元やお歳暮で贈ってはいけない品物

  • 履物類
スリッパや靴下や靴などの履物は、相手を踏みつけるという意味合いがあり、見下した意味に繋がります。

  • 筆記用具や時計
筆記用具や時計は、勤勉奨励の意味があり目上の方に対しては失礼になります。

  • 刃物
包丁やハサミなどの刃物は、縁が切れるという意味合いがあります。

  • 現金や商品券
日本では古くから「お金は目下の者に恵むもの」とされているため、目上の方に商品券などを贈るのは失礼にあたります。

  • お茶や海苔
葬儀の香典返しに使用されることが多く、あまり良い印象を持たれません。

目上の人へのお中元で好まれる品物

ありきたりではありますが、やはり以下の様な食べ物が贈り物としては無難です。

  • 菓子類
お菓子を贈る場合は、賞味期限が長く日持ちするお菓子類が良いでしょう。

  • 肉類
ハムやソーセージ、霜降り和牛など、普段買うものよりも少し高級なものが喜ばれます。

  • アイスクリーム
お中元の場合は、アイスクリームやシャーベットなど、家族みんなで楽しむことができます。
特に、お子様がいるご家庭へ贈ると喜ばれます。

あらかじめ贈る相手の好みなどを知っている場合は、さりげなく贈ると喜ばれます。
また、家族構成や生活スタイルなども考慮すると選びやすいかと思います。

また、お返しの品物を贈るときは、送り状を送付するとより丁寧です。

送り状の例文をご紹介します。

拝啓

盛夏の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

平素は公私にわたり、何かとお世話になり深く御礼申し上げます。

本日は、ご挨拶のしるしまでに別便にて○○をお送り致しました。

ささやかな品ではございますが、ご笑納下さいますようお願い申し上げます。

暑さ厳しき折、お身体を崩されませぬようご自愛くださいませ。

誠に失礼とは存じますが、略儀ながら書中をもちましてご挨拶を申し上げます。

敬具

平成〇年〇月〇日

目上の人からお中元やお歳暮を頂いた場合のマナーまとめ

目上の方から届いたお中元やお歳暮のマナーについてまとめました。

お中元やお歳暮は感謝の気持ちをこめて目下が目上の方に送る為、目上の方から届く機会は少ないだけに、突然頂いた際は戸惑ってしまいますよね。
相手に失礼にあたらないよう、まずは丁寧な御礼を、そしてお返しの品を速やかに贈る様にしましょう。

マナーを守って対応すれば、目上の相手にも好印象を持たれることでしょう。

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