食中毒の潜伏期間や発症までの時間や初期症状まとめ

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夏場は特に食中毒が心配な季節ですよね。

この時期にお寿司やお刺身などの魚介類や生ものを食べた後に腹痛や吐き気を催した場合、もしかして食中毒?と不安になることもあるかと思います。

加熱不十分や菌に感染した食べ物を摂取したからといってすぐに症状が出るわけではなく、食中毒菌は種類によって症状が出るまでの時間が異なります

今回は食中毒菌の潜伏期間や発症までの時間、また食中毒の初期症状についてまとめました。

これって食中毒?と思った時の参考にしてみて下さい。

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食中毒に潜伏期間はある?

食中毒にも、感染症などと同じ様に潜伏期間はあります
食べた直後に発症すればわかりやすいですが、潜伏期間を経て発症するため、何が原因か特定するのが難しい場合もあります。

また、潜伏期間は食中毒の菌によって異なり、短いもので30分、長くて3ヶ月もの間潜伏する菌もあるんです。

食中毒の症状発症までの時間

食中毒菌は感染した菌によって発症するまでの時間も異なります。
細菌型」は比較的時間が経ってから発症することが多く、「毒素型」は短時間の間で発症する傾向があります。

それでは、食中毒の症状が発症するまでの時間について、菌別に見て行きましょう。

  • 細菌型食中毒菌
細菌型食中毒菌は体内で増殖して病原菌となり、菌により潜伏期間に差があります。

・サルモネラ:8〜48時間
・腸炎ビブリオ:10〜18時間
・腸管出血性大腸菌:菌によって幅がありますが、O-157では2日〜1週間
・カンピロバクター:1日〜1週間
・リステリア:12時間〜長いと3か月
・ウェルシュ菌:6時間〜18時間(平均10時間)
  • 毒素型食中毒菌
細菌が毒素を産生し、摂取することで食中毒になります。
短時間で発症するのが特徴です。

・ボツリヌス:4時間〜36時間に発症しますが、毒素の産生量によっては2時間〜3時間で発症する場合もあれば、逆に2週間後に発症することもあります。
・ブドウ球菌:1時間〜5時間(平均3時間)
・セレウス菌:30分〜6時間、下痢型は8時間〜15時間、嘔吐型は1時間〜数時間で発症します。
  • ウィルス性食中毒菌
人の体内で増殖し少量で感染力が強いのが特徴です。

・ノロウィルス:24時間〜72時間
・ロタウィルス:24時間〜72時間

食中毒の初期症状

食中毒菌の中には風邪に似た症状を現す菌もあり、風邪からお腹の調子が悪いのか、それとも食中毒なのか紛らわしいこともあります。

ここでは食中毒に特徴的な初期症状を挙げますので迷った時は参考にして下さい。

細菌型食中毒菌の初期症状

  • サルモネラ
悪心・嘔吐で始まり、次に腹痛と下痢症状、発熱など発症します。
症状に個人差があるのが特徴で軟便ですむ人や水様性下痢など症状が重い人まで様々です。

  • 腸炎ビブリオ
激しい上腹痛や下痢、嘔吐、発熱など症状が見られます。
潜伏期間が短いほど症状が重いのが特徴です。
胃が痙攣したように痛むのも特徴で5〜6時間後には症状が軽減します。

  • 腸管出血性大腸菌(O-157など)
激しい腹痛から始まり、水様性の下痢、血便、発熱、嘔吐など症状が見られます。
症状が進むと腎不全や溶血性尿毒症など合併症を引き起こすことがあり、小児においては死亡する確率が高くなります。

  • カンピロバクター
発熱、頭痛、下痢、倦怠感、筋肉痛など風邪の初期症状に似ていて、症状の程度に個人差があるのが特徴です。

  • リステリア
初期症状では消化器症状よりもインフルエンザと症状が似ています。
38度以上の高熱や倦怠感、悪寒、筋肉痛、頭痛、吐き気、下痢など症状が現れます。
症状の発症に個人差があり、妊婦や小児、高齢者が感染すると重症化しやすい菌です。

  • ウェルシュ菌
軽度の腹痛や下痢が主な初期症状となります。

毒素型食中毒菌の初期症状

  • ボツリヌス
めまいや頭痛などから始まり、嘔気・嘔吐など症状が見られるようになります。
症状が進むと発生困難や起立不能、嚥下困難、呼吸困難に陥り死亡することがあります。

  • ブドウ球菌
突然の嘔吐や下痢から始まり、腹痛や嘔気・嘔吐を伴います。

  • セレウス菌
下痢か嘔吐のどちらか一方の症状が出るのが特徴です。

ウィルス性食中毒菌の初期症状

  • ノロウィルス
激しい下痢や嘔吐、腹痛などの症状が現れます。

  • ロタウィルス
初期段階では発熱が見られ、激しい下痢や嘔吐の症状が現れます。
お米のとぎ汁のような白色の下痢が特徴的です。

食中毒の潜伏期間や初期症状まとめ

以上が、食中毒の潜伏期間や初期症状についてです。
感染した菌によって、潜伏期間が異なるということがわかりました。

また、食中毒と言えば激しい下痢や嘔吐、腹痛などの症状が特徴的ですが、中には頭痛やめまい、発熱や風邪の様な症状が現れる場合もあることがわかりました。

症状が重症化する前に、医療機関を受診するようにしましょう。

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