もしかして食中毒?食中毒の症状の種類や対処方法について

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急に吐き気と腹痛がして来ました。さっきお寿司を食べたばかりだけど、もしかして食中毒
生ものを食べた後で体調が悪くなると、食中毒かどうか不安になりますよね。ここでは、お寿司で食中毒になった場合の症状や、食中毒の種類別症状と対策について解説します。
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食中毒になった場合の症状は?

食中毒は体に有害な細菌やウィルスが侵入して、下痢や嘔吐などで有害物質を体外に排除しようとして起こる症状です。
食中毒になった場合、以下の様な症状が現れます。

  • 吐き気
通常細菌に感染すると、吐き気をもよおすことが多くなります。
お寿司など生ものを食べた数時間から24時間後に吐き気がある場合は、食中毒の可能性が高くなります。

  • 嘔吐
嘔吐は食中毒の典型的な症状で、吐き気に続いて嘔吐が始まります。
嘔吐は下痢の時よりも水分が多く失われるので、脱水症状を起こさないように注意が必要です。
脱水症状が進むと急性腎不全や血圧低下や意識障害が起こることがあります。
また吐いた物が気管に詰まり窒息死したり、誤嚥性肺炎の原因になることもあります。

  • 下痢
下痢も食中毒に罹った時に良く見られる症状です。
サルモネラ菌に感染すると水様性の下痢が続くことがあります。
また、サルモネラ菌やO-157の感染では血便を伴った下痢便が見られることがあります。

  • 腹痛
食中毒は消化器系に異常をきたし、腸の筋肉が強く収縮することで下痢に伴い腹痛も起こります。

  • 発熱
食中毒に罹ると熱発することがあります。
急激に体温が上がり始め、39度くらいまで上昇することがあります。

更に、症状が悪化すると以下の様な合併症を引き起こす恐れもあり注意が必要です。

  • 敗血症
高齢者や小児、肝臓に持病のある人が食中毒になると、病原菌が血液中に侵入して敗血症を起こすことがあります。

  • 溶血性尿毒症症候群
O-157に感染した場合に合併する症状です。
小児に感染すると血小板減少、赤血球の破壊、腎不全、痙攣や意識障害など発症して死に至ることもあります。

  • 菌血症
サルモネラ菌に感染して症状が悪化すると、菌血症を発症することがあります。
細菌が血液中に侵入して細菌性髄膜炎を引き起こします。

食中毒でも早めに対処することで敗血症や菌血症を引き起こすリスクは避けられます。
下痢や嘔吐など症状が激しい時は、無理をせず症状が悪化する前に医療機関を受診するようにしましょう。

食中毒の種類別症状

食中毒を引き起こす細菌やウィルスは1種類だけではありません。

細菌性のものからウィルス性のものなど種類があり、感染する病原菌によって症状が多少異なります。

それでは、食中毒の種類別による症状を紹介します。

食中毒の種類その1:細菌性食中毒

細菌性食中毒は細菌型と毒素型に分かれます。

  • 細菌型

サルモネラ菌、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌(O-157)、リステリア菌など

症状:発熱、悪寒、水様性の下痢、嘔吐、腹痛など
細菌型は魚介類や鶏卵、食肉など生食の摂取で感染します。

  • 毒素型

ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌、セレウス菌など

症状:嘔気・嘔吐、水様性下痢、腹痛、発熱
サンドイッチやおにぎり、加工品の穀物食品など食品中の細菌が毒素を発生させて汚染された食品を摂取することにより感染します。

食中毒の種類その2:ウィルス性食中毒

ノロウィルスなど

症状:激しい水様性の下痢、嘔気・嘔吐、発熱、腹痛など
ウィルスに汚染された食品や感染者の糞便、嘔吐物などを介して感染します。

食中毒の種類その4:自然毒食中毒

自然毒は植物性と動物性に分けられ、毒を持つ食品を摂取することで食中毒を引き起こします。

  • 動物性

フグや貝などのテトロドトキシン、サキシトキシンなど

症状:唇、舌先や指先のしびれ、頭痛や腹痛を伴い症状が酷くなり嘔吐や歩行困難、言語障害、血圧が低下して呼吸困難・呼吸麻痺となり死に至ります。

  • 植物性

毒キノコやトリカブトなど 

症状:嘔気・嘔吐、腹痛下痢などの胃腸症状から視力障害やよだれ、酩酊(めいてい)状態などアルコールに酔った状態になったり、笑ったり踊ったりする狂騒状態など神経に異常をきたします。

食中毒の種類その5:化学性食中毒

水銀やヒ素、メチルアルコール、鉛などに汚染された食品を摂取することにより起こります。

症状:舌のしびれ、顔面紅潮、悪心、下痢など

食中毒の種類その6:寄生虫食中毒

生鮮魚介類や水などに生息する寄生虫のアニサキスやサルコシスティス・フェアリーなどによる感染です。

症状:突然の激しい腹痛、嘔気・嘔吐、蕁麻疹など。

もしかして食中毒かも?と思った時の対処法

食中毒に罹ると下痢や嘔吐など症状が辛く薬に頼りたくなりますが、下痢止めを使用すると逆に症状が悪化することがあるので注意が必要です。

食中毒かな?と思った時の対処法を紹介しますので参考にして下さい。

  • 水分補給

下痢や嘔吐などの症状が続くと脱水症状を起こしやすくなります。
水分ばかりではなく、体内のナトリウムやカリウムといった電解質も失われていきます。

電解質が失われると筋肉などにも影響を及ぼし、内臓にも異常が起きてしまいます。

吐き気が治まっていれば湯さましを少量摂取し、様子をみて吐き気がないようなら、スポーツ飲料やリンゴジュースで電解質を補給してあげましょう。

  • 症状が緩和するのを待つ

下痢や嘔吐は体内に侵入した病原菌を排泄しようとする行為です。
腸の運動を抑制してしまう下痢止めを使用すると、排泄が滞り腸内に細菌が停滞する原因となり逆効果になることがあります。

下痢止めでも症状や目的に合わせた薬を使用するようにします。

また粘液便や血便が見られたときは速やかに医療機関を受診するようにして下さい。

  • 消化の良い食事を摂取する

下痢や嘔吐がそれほど酷くない場合で食事ができる時は、胃腸に負担のかからない消化の良い食品を摂取するようにしましょう。

お粥やうどん、スープ、バナナ、すりおろしたリンゴなど柔らかい食材で味付けも薄めにしましょう。

反対にヨーグルトやミルクなどの乳製品、糖分の多い食品、高脂肪食、味の濃い物は避けるようにします。

  • 医師の診察を受ける

症状が酷く、食事や水分摂取が難しい時は医療機関を受診して点滴や抗生物質で症状を改善するようにします。

また血便や粘液便、1日に10回以上の下痢、激しい腹痛や嘔吐、尿量減少、意識がもうろうとしてぐったりしているなど症状がある時なども早急に医師の診察が必要です。

食中毒の症状や種類や対策まとめ

食中毒は体の抵抗力が低下した時に起こりやすくなります。

特に高齢者や小児が食中毒に罹ると重症になることもあるので、もしかして食中毒かも?と思う様な症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診するようにして下さいね。

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